diary:日記

侯孝賢のレッドバルーン

  • 2008.09.11
  • Category:日記
redb.jpg

ようやく観に行けた。
アルベール・ラモリスの「赤い風船」のリメイクということだが、僕個人としては久しぶりの侯孝賢映像を体験できるというだけで胸が高鳴る。果たして結果はまさにホウ・ワールド全開だった。
のっけからの長回しにセカンカットでいきなりトンネルを走るメトロの車内。そしてそのまま地上の光の中へ。これってまるで「恋恋風塵」のファーストシーン(美しすぎる!!!!!)ではないか。アパートメントの部屋を捉えるカメラも常に引き気味の一定アングルでここしかカメラを据えるところはないのではないかという気がしてくる。そこでいつもいらいらしている母親(ジュリエット・ビノシュ)をそっと見守るように映し出す映像。怒りをむき出しにするのでもなく、冷静にしているでもなく、ただただ戸惑いながら見つめているようなカメラ。そして人形劇。(李天祿!)見つめる目。
ああ、このままこの映像が終わってほしくないなぁ!

ページトップへ戻る