ダンスる?
- 2007.12.14
- Category:トウヤマタケオ楽団
四国松山へ。
JCDN(日本コンテンポラリーダンスネットワーク)主催イベント”Dance x Music”のために松山のダンスユニットyummy danceと共同で作品を創っている。
僕にとっては初めてのダンス作品となる。せっかくなにもかもが初めてなのだからと思って、ヤミーの数作品以外は全く前もって観ないことにした。というか、本当にコンテンポラリーダンスすらまともに観たことがない!(大見得きって自慢することではない。)
本格的な作り込みは年が明けてからになるのだが今回は二日間顔合わせも兼ねてヤミーと楽団チーム総勢9名が初めて集まった。さすがに最初はまったく音を出せなかった。出すことは簡単なのだろうけど出せなかった。キーボードを叩こうとすると出てくるであろう音が想像できてしまい、これはこの場に合ってるのか?と考えるともうすでにその時は過ぎ去っている。また次に鈴でも鳴らそうかと思い楽器を手に取ろうとするとまたまたこれでいいのか?と自問してしまいそのダンスは移動している。では踊り手を見ずに雰囲気をとらえようと目の焦点をぼやかしてもみるが自分の世界に入っていくだけで”場”を手中にできない。困ったことになったとひとり歯ぎしりしていた。どうもこの感覚はある感覚に似てるな。それは曲作りの際にシーケンサーを鳴らしながら他の音を探そうとするとどうもうまく作れない感覚だ。ある曲のかけらのようなものが出来上がり、そのループに乗せて曲を広げようとする時がたまにある。しかしそれは大概うまくいかない。ウマく行く人もいるのだろうが、ぼくはピアノでそのフレーズを何回も弾きながら他のフレーズを考えていく方が調子がいい。その違いはどこにあるかというと、既に決まったフレーズをループさせている速度を自由に変えられるか変えられないかという点にある。ピアノで弾いている時は無意識に(都合のいいように)速度を遅くして”曲作りする”頭の回転に合わしているのだ。しかし、意識の上ではテンポを落としているとは感じていない。そのある意味いい加減さがぼくの曲作りには必要なのだ。。。ということに気づいた。これはいけない。僕のやり方ではない。そう思うと気が楽になる。この即興が必要とされる今回の二日間は作品作りの”断片のヒント”だけを探そう。まるで家で自由気ままにピアノを弾いて着想の断片を拾っていくように。そう。この場は作曲の場ではない。それは独りっきりの作業だ。しかしこの話とは別にヤミーのダンスとはなんと楽しいものか!自分たちにルール(彼女達はそれをタスクと呼んでいる)を課すことにより溢れ出るような創造力を手に入れている。そこに共感。
自由とはなんとも不自由。でも不自由さを自覚(知覚)すると自由を手に入れる最大の近道が見えてくる。








