diary:日記

チャルカの幻燈会

  • 2007.12.07
  • Category:ソロ活動

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毎冬恒例のチャルカの幻燈会の季節がやって来た。

大阪北堀江にある雑貨屋兼喫茶店で冬になるとハンガリーのディアフィルムを上映してハンガリーのおやつや飲み物をいただく。ディアフィルムはハンガリーが共産圏だったころのテレビの代価商品だったスライド機である。絵とおとぎ話を焼き付けた35mmのポジフィルムを壁に投影して、くるくるとコマを巻き上げる家庭用の紙芝居。国営放送のない月曜日ごとに家庭でディアフィルムを囲んで、物語の時間を楽しんでいたのだという。

トウヤマはこのスライド紙芝居に毎年音楽をつけさせていただいている。
今回はかなり初期(もう7,8年前)に音楽をつけ始めた頃の2作品を上映する。「ラチとらいおん」「サンタクロースと銀のくま」。両作品とも作者は絵本作家のマレーク・ヴェロニカ。彼女の絵本は日本でも古くから親しまれている。ぼくにとっても思い出深い作品だ。

残念ながら今回の上映はすでに全席完売したそうだが、どこかで機会があればぜひ体験してみてほしい。

光源の足りない薄暗い映像をじっと見つめていると時間の感覚がなくなっていつまででもフィルムの世界に浸っていたくなる。そんなディアフィルムの魅力をマレークさんのこの言葉が十分に表している。

「ディアフィルムは本当にミラクルだわ。明かりを消した暗い部屋に家族が集まって、映写機の焦げるようなにおいを体験しながら、ゆっくりと絵がかわってゆく。映写機がキュッキュッと鳴ってね。そのすべてが魔法のようだわ。」

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